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温湯消毒


カビや細菌による病気の発生を防ぐために種籾を消毒いたします。カビや細菌に汚染されている可能性のある種子を消毒することで、種もみが伝染源となる病気の発生を抑えることができます。
種籾の消毒は大きく分けて2種類あり、1つは農薬を用いる方法、もう一つは熱水や蒸気を用いた消毒方法(温湯消毒)です。今回行う温湯消毒は、カビや細菌などの微生物を不活性化させる効果があり、農薬を使う必要がないため減農薬栽培につなげることができます。


今回、西尾産「山田錦」をつくる為に稲種子を20㎏使用します。これを5㎏づつ4つに分けます。小分けにすることにより温度管理がしやすく、後工程にある冷却にも効果があります。また計量は種籾の吸水率を確認するときの為に正確に行います。


「温湯消毒」は60℃のお湯に10分間浸漬処理を行います。この温度と浸漬時間を正確に守らなければ、種籾がダメになってしまいますので「温度と処理時間を守る」ことを徹底いたします。


温湯消毒後5分ほど冷却し、浸種(種籾に水分を吸収させる)します。浸種の温度を適正に行うことで発芽率が高くなり、芽も根も素直に伸びて苗がきれいにそろいます。


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